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プレスリリース

◎2015年10月08日

地磁気センサー素子を利用した道路埋設型車両感知器を開発 既存の感知器に比べ、工事費が1/3に、工期は6割短縮


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日鉄工営株式会社(神奈川県横浜市瀬谷区 ?045-364-8030 代表取締役社長 原 信吾):*1は、地磁気センサー素子を利用し、道路に埋設する画期的な車両感知器を開発した。この感知器は設置も簡単で、従来型に比べ工事費が1/3になり、工期も6割短縮となる。

開発した車両感知器は、直径17cmの比較的小型な円筒ユニットでありながらバッテリーや無線通信機能を内蔵しており、充電なしで約5年作動する低消費電力設計となっている。このユニットを道路に埋め込み、感知器上を車両が通過した時のわずかに揺らぐ地磁気を感知し、車両の接近・速度・通過台数を計測する。また、上位アプリケーションとの連動によって車両の道路占有率が計測できる。
充填剤を使用した道路埋設型なので建柱・配線工事が不要となり、設置場所の制約を受けることがない。つまり、工事費削減だけでなく、景観を損なわずに設置が可能である。また、使用している地磁気センサーは方位計として携帯電話に内蔵されるなど一般的に普及されているもので本体価格も抑えることができる。

本システムは平成25年度経済産業省ものづくり補助金:*2の助成を受け開発したシステムで、高知工科大学地域連携機構で研究開発したものをベースとしている。(実用新案登録第3155462号)

過去の車両感知器にはループ式や超音波式、赤外線式などを用いた。しかしどの方法も多くの問題点があった。ループ式は道路に大きな切込みを入れ電線をループ状にして埋め込むタイプで断線のリスクがあった。超音波式は本体価格も高価ながら建柱工事も必要であるため取付工事費が高額となる。また、赤外線式は安価ではあるが、取付場所が中山間部の場合、植生によってセンサーが遮られたり、強風や日射により急激に温度が変化し温度の基準を見失うなど多くの問題点があった。

  前述の解決策として「コスト削減」「誤作動がない。(環境の影響を受けにくい)」をもつシステムの開発に取り組み、そこで「埋め込み」「地磁気」という2点に着目し、本製品の開発に至った。

結果、既存の赤外線感知器と比べ工事費が1/3、工期6割短縮で取付可能となった。

図式1 *基本仕様*
正式名称 : 埋設型車両検知装置
検出素子 : 地磁気センサー
車両検知の方法 : 車両通過時の地磁気の揺らぎを感知
サイズ : 直径17cm(円筒)
使用電源 : バッテリー(内蔵)
駆動時間 : 充電なしで5年
検出速度 : 80km/h
検知範囲 : 1m半径
仕様温度 : -35~85℃
搭載機能 : 無線通信機能

  

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・2015年10月08日 日刊工業新聞